こんにちは、みかんです!
子どもの周りのお友達がひらがなが書ける!読める!と聞くともうそろそろ、うちの子もやらせた方がいいかしら?
なんて心配になってしまいますよね。
でも、線もまっすぐかけない子供にどんなことから始めればいいかわからないし・・・
私も上の子の時は同い年の従姉妹が3歳の時にひらがなをマスターしたのがきっかけで、焦り出し、3歳の時にあれやこれや手を出しました。
が、結果、ひらがなまではなんとか行けたのですが、親子学習バトルで娘も私も疲れてしまいました。
その先のカタカナには進む勇気がなく、続けることができませんでした。
\我が家の失敗談も赤裸々に書いてます↓/
(ちなみに、その後一旦をやめていた文字の読み書きですが、1年くらい休んだあたりで娘が自主的にやる気を取り戻し、「また勉強したい!」と言ったのでひらがなの復習⇨カタカナ⇨漢字と進めていくことができました。)
次女は3〜4歳くらいから興味を持ち始めてはいましたが、そんな長女の経験もあったので、簡単な自分の名前を教えたり、遊びを中心にひらがなに触れさせ、5歳になったタイミングで書く練習を始めましたが、驚くほど簡単に覚えていきました!
ひらがなを始めるタイミングでこんなにも家庭学習の取り組みが大変になるか、楽になるか、、、身をもって実感しました。
我が家のひらがな学習「大変」「楽」の2つの経験をもとに、
- ひらがな練習はいつから始める?
- ひらがな練習おすすめ方法!
を書き留めておこうと思います。
今まさに「ひらがなもうそろそろやったほうがいいかなー?」「何からやらせようー?」と思っている親御さんに少しでも役に立てばと嬉しいです!
ひらがなの練習はいつから始める?読める・書けるの目安は何歳?
では早速本題!
ひらがなの練習っていつから始めるのがいいのでしょうか?
30年前以上自分が子供の頃は小学校ではじめて「ひらがな」を習った記憶があります・・・が、最近の子供たちは小学校前にひらがなを覚えてしまう子が多いですよね。
小学校の一番初めの授業で先生が
「あひるの「あ」」って教えてくれたことを今でも鮮明に覚えてるっ!
実体験や友達の子供を見ていても3歳〜小学生入学くらいの間で子供の興味や成長に合わせて、取り組んでいく家庭が多いんだろうな〜と思いながら、参考になりそうなデータを探してみました。
文部科学省の作成「幼児教育・幼少接続について」で幼児のひらがなへの定着度の目安の数字が出ていました↓↓
年少 男子 (695) | 年少 女子 (669) | 年中 男子 (594) | 年中 女子 (627) | 年長 男子 (543) | 年長 女子 (580) | |
---|---|---|---|---|---|---|
自分の名前を読める | 79.1 | 87.7 | 95.5 | 98.1 | 97.9 | 99.1 |
かな文字を読める | 58.4 | 70.0 | 81.9 | 89.7 | 92.1 | 97.7 |
自分の名前をひらがなでかける | 31.8 | 59.6 | 77.4 | 94.1 | 96.5 | 98.8 |
えんぴつを正しくもてる | 52.6 | 72.2 | 73.8 | 83.8 | 83.5 | 86.2 |
絵本や図鑑を一人で読める | 48.8 | 55.0 | 69.3 | 79.5 | 84.0 | 92.1 |
※ 「とても+まああてはまる」の%
※ カッコ内はサンプル数
調査は2012年にされたものなので少し古いですが、幼児のひらがな学習については10年前後ではそんなに変わることはないので参考にさせてもらいましょう。
年齢とともに少しずつ上がっていくのはもちろんだけど、男の子と女の子でも数値が違うね!
「自分の名前が読める・書ける」が小学入学前にほとんどの子供ができるようになっているのはなんとなく想像できましたが、「かな文字が読める」が年長の段階で男子女子とも90%以上というのは驚きました!
でもでも安心して欲しいのは、この調査の回答は
調査回答率:年少児~小学1年生の子供を持つ母親5,016名(配布数14,000通、有効回答率35.8%)
ということ。
回答率は35%とかなり低いです。
この有効回答を回答した家族のほとんどが、おそらく家庭学習に興味のある家庭、一方回答しなかった家庭はそれほど興味がない家庭が多いのではないかと。
実際の数値はもう少し下がるのかなーと想像します。
なのでこの数値を見て焦る必要はないけど、今、保育園・幼稚園生で「ひらがな学習」をしようと思っている場合、早すぎるわけではない・できないことはない、という指標にはなりますよね。
もちろん子供によっても進度は全く違うし比べないのがいいとは思いますが、何か目安が欲しい方は、こんな感じで進めていくと無理なく、周りのお友達ともそれほど差が出ず安心できるのかな、と思います。
年少(3〜4歳):ひらがなに興味を持たせ始める(ひらがなの認識、自分の名前を読む、言葉遊び)
年中(4〜5歳):ひらがなを読む・書く練習(運筆、自分の名前を書く)
年長(5〜6歳):ひらがなを使う(簡単な文を読んでみたり、短い手紙を書いたり)
自分の子供に当てはまっているかは別!!
自分の子供がひらがなに興味を持っているか、早すぎるのかきちんとみてあげてくださいね!!
ひらがなの練習を始めたきっかけは?
子供が「ひらがな覚えたい!!」って言ってくれれば、いつから始めよう?なんて悩むことはないですが、そんなにはっきりと自分で言ってくれる幼児はそうそういないですよね。
ということで、他のご家庭が実際にどんなことがきっかけでひらがな学習を始めたのか聞いてみました。
絵本がきっかけ
(レディーさん、3歳〜スタート)
絵本でひらがなを覚えるものに興味を持ったため。
(cedar8さん、2歳〜スタート)
子供が絵本が好きで、よく「これ読んで」と絵本を持ってひざに乗ってきていたので、なぞり読みしながら読み聞かせをしていた。
(ピエロさん、4歳〜スタート)
絵本に興味を持つようになり、絵本にあるひらがなも意識するようになりました。
絵本がきっかけというご家庭が多かったです!
私の姪っ子も絵本が大好き、我が家の次女もひらがなが読めない1歳の頃から一人でずーっと絵本を眺めていました。
絵本が好きな子供はひらがなへの取り組みもスムーズにいってる場合が多いですね!
まだ寝転んでいる赤ちゃんの頃からたくさん絵本に触れさせてあげましょう!
兄弟・お友達がきっかけ
(もむさん、6歳〜スタート)
下の子が同じ幼稚園に入園し「弟に文字を教えてあげたい」と言うようになったことがきっかけです。
我が家の場合も周りの影響も多かったです。
我が家の長女が自分から「やりたい!」と言い出した理由も、もむさん宅と同じく「妹に絵本を読んであげたい!」というものでした。
我が家の子供達は母国語がフランス語なのですが、年中の妹に関してはフランス語はクラスのお友達がすでに本を読めるから自分も読みたいと連日教えてと言われていたので始めたばかりなのですが、こちらも驚くべきペースで覚えています!
ひらがな学習おもちゃがきっかけ
(まるるん、1歳11ヶ月〜スタート)
クリスマスプレゼントに学研あいうえおタブレットをもらいました。もともと絵本が大好きな子供だったからか、とても気に入って毎日遊んでいたことがきっかけです。
ひらがな学習のおもちゃがきっかけ、という意見もありました。
興味付けするも何もひらがなのおもちゃで遊んでいてなんとなく覚えてしまった!というご家庭も多いと思います。
ひらがなを始めるタイミングが子供によってバラバラなように、お子さんが興味を持つきっかけになるものもお子さんによって違ってきます。
ただひらがなに自然に楽しんで触れる機会がたくさんあるかどうか、それが重要なことはわかりますね!!
「なかなか子供がひらがなに興味を持ってくれないと悩まれている方」や
「まだひらがなを練習させる年齢ではないけど、もう少ししたらスムーズにひらがなに取り組みたいと思っている方」は
絵本をたくさん読んであげることはもちろん、子供の興味に合わせてひらがなが学べそうなおもちゃなどを用意してあげ、子供が自然にひらがなに興味を持ってくれるようにしてあげましょう!
ひらがな興味付け・練習におすすめおもちゃ・ドリル(ノート)
では実際、「ひらがな興味付けにおすすめのおもちゃ」や「はじめてのひらがな練習おもちゃ・ドリル」などはどんなものがあるのでしょうか?
我が家で利用していたものはもちろん、他のご家庭で利用されていたものも聞いてみたのでシェアしますね!
ひらがな興味付けにおすすめのおもちゃはこれ!
まずは興味付けに最適なおもちゃを紹介します。
あいうえおのえほん
絵本の読み聞かせをされているご家庭も多いと思いますが、ひらがなに興味を持ってほしいなーと思った時に、いもとようこさんの「あいうえおのえほん」を1冊追加することをおすすめします。
大きな文字、「ありがとう」「ごめんなさい」といった幼児でもわかりやすい言葉のチョイス、ほんわかした可愛い絵、でとっつきやすく安心できる1冊です。
アンパンマンひらがなマグネット
アンケートを取ってみたら、アンパンマンのひらがなマグネットを使っている方が多くてびっくりしました!!
我が家はひらがなではないですが、アルファベットマグネットは冷蔵庫に貼っておりますが、娘たちはもちろん、お友達の小さな赤ちゃんが遊びにきた時もだいたいみんなアルファベットマグネットに夢中になります。
初めはただただ、貼ったり取ったりすることだけですが、だんだんと形が違うことに築いて、文字と認識して、それで名前を作ったり、かなりお世話になりました。
それが大好きなキャラクターものだったら食いつきがすごそうですね!!
ひらがな積み木
マグネット同様に遊び的な要素が大きいひらがなの積み木もおすすめです!!
私、これ大好きだったな〜
積み木は知育としてもおすすめされているおもちゃですが
「自分で何かを作る想像力」「壊さないようにする集中力」と学習に必要な力も一緒に育てることができちゃう、優れもののおもちゃですね!
大きすぎず、小さすぎずの大きさ積み木に目一杯描かれた絵とひらがながイメージとして子供の脳に残るので、子供がひらがなを認識するのに最適なおもちゃですね!
お風呂に貼れるひらがな表
毎日必ず目にするところ、テレビなど他に邪魔が入らない場所、そしてゆったり頭もリラックスできる場所、そうお風呂!!
自然と目に入れて、楽しくイメージづけができる最適なアイテムだと思ってます!
我が家のはこどもちゃれんじの付録ですが、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「数字」ボロボロになるくらい使い込んでます・・・・。
お勉強の時間じゃないから、リラックスしながら楽しく遊べるよ!!
ひらがなタブレット
姪っ子が3歳の時にじいじにプレゼントされたひらがなタブレットで一人で勝手にひらがなを覚えてしまったことで、我が家にもプレゼントとしてやってきたひらがなタブレット。
うちの娘たちにもしっかりハマりました!!
音が出るのは子供は夢中になりますねー!!
アンケートでは学研のタブレットを使っている方が多かったです↓
我が家のはひらがなだけでしたが、使っている人が多い学研のタブレットなら「ひらがな」と「カタカナ」があるんですね!!
運筆の練習は迷路で楽しく!
ひらがなに興味を持たせると同時に鉛筆を持つ練習もできるといいですね!
もう忘れてしまってるかもしれませんが、子供が鉛筆を持ってまっすぐな線を描くことって本当に難しいんですよね。
まずはまっすぐ書いたり、くるくる書いてみたり、上に行ったり、下に行ったり、練習してみましょう。
興味を持ち始めた後におすすめのおもちゃ・ノート(ドリル)はこれ!
次にひらがなに興味をもった後に、実際に書いてみたり、使えるようになるために役立つおもちゃやドリルも紹介します。
かるた
かるたは本当におすすめです!!
「あ」と言う文字、「あんぱんまん」と言う言葉、だけでなくて「あんぱんまんとあそぶ」と言ったようにきちんと文字を使って文章になっていくことを自然に覚えてくれます。
我が家も文を丸暗記するくらい遊んでますよ!
そしてかるたは、ひらがなだけでなく、「集中する」と言うことも自然と覚えてくれたり、「誰かと競争して負ける⇨悔しい⇨またやる⇨勝つ⇨嬉しい」と言う「失敗しても諦めない」と言う大切なことも学べます。
かるたで泣く子供たっくさんみてきたな〜。
その度に「あなたしっかり成長してるよー頑張れ頑張れー」と思って嬉しくなってニヤニヤしちゃう変なおばさんです。
かるたもいきなり文字遊び始めるとびっくりしちゃうので、大好きなキャラクター物だと子供もとっつきやすいですよ!
我が家の娘が好きなのはちゃれんじの付録でついてきた、「だじゃれひらがなカルタ」!!
もう何回やっただろう・・・
ひらがなドリル
ひらがなに興味を持ち始めたら、実際にドリルをやってみましょう!
ドリルはいろんな種類があり、色々試しましたが、1ページだけやって終わったものや、1日でほぼ全部終えてしまったものまであり、子供に合う合わないがあるかともいます。
我が家は女の子なのですが、やっぱりプリンセス系が一番のお気に入りです。
やったら、プリンセスのシールを貼れたり、もう考えただけで目がキラキラする様子が想像できると思います!
↓これ一瞬で終わりました。
一時期すごく流行った「うんこドリル」、我が家の場合はあわなかったので、5ページくらいやってキレーイに残ってますが、周りのお友達たちは結構嬉しそうに取り組んでいました。
男の子の子の方がハマると思います↓
性別・性格によっても好みがあると思うのでぜひお子さんのお気に入りを見つけてくださいね!
ドリルもたっくさんあるのでどれにすればいいかわからないし、ハマればすぐにおわってしまい、また次を探さなければなりません。
そんな時は無料でプリントをダウンロードできるサイトもあるのでプリンターがある方はこちらもうまく利用してみてくださいね!
インク節約のために、我が家は塗り絵とか点つなぎ、図形とかあまり色を使わないもので結構お世話になってます!
こどもちゃれんじ なら興味付けから練習までおまかせできちゃうよ!
興味づけから、実際の練習も色々ありすぎて迷ってしまう・・・一つじゃなくてあれもこれも欲しい・・・どうしたらいいの?
という方には【こどもちゃれんじ】!!
我が家も上の子の時は【こどもちゃれんじ】をやっていたのですが、「お勉強」ではなく「遊び」から「学び」をさせてくれるので、子供も自然と覚えてくれるので、子供が初めて取り組む教材としては本当に良い教材でした!!
なかなか日常生活の中で継続的に親がきっかけを与えるのは難しいから、教材やおもちゃで子供が楽しみながら興味を持ってくれたら嬉しいですよね!!
音の出るもので興味を持たせたり、DVDでしまじろうと一緒に勉強したり、お手紙セットで実際に家族に手紙を書いてみたり・・・
子供の年齢に合わせて、楽しみながら興味を持たせて、楽しみながら学習させてくれる、本当に頼りになった教材でした!
まとめ
子どもがひらがなを覚えるタイミングとしては小学生入学前に覚えてしまう子が多く、年少でも半数以上がひらがなを読めるという統計が出ていました。
ですが、大切なのはひらがな学習を始めるための興味づけなので、「何歳で始めよう」という意識より、子どもがひらがなに興味を持ってくれことに意識しましょう!
こどもがひらがなに興味を持ってくれていれば、簡単に覚えてくれますよっ!!
お子さんの興味に合わせて、楽しく学べる方法をいろいろ試してみてくださいね。